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鉄は価格が安く、機械的性能が優れているので大量に使用されています。
しかし、さびやすいと言う欠点があり、それによって美観を失ったり、製品の強度が低下して使用に耐えられなくなります。
その為、表面にさびに強い皮膜を付け、鉄を保護することが考えられました(めっき)。
めっきの中でも耐久性、経済性に優れた溶融亜鉛めっき、渡新工業ではこの溶融亜鉛めっきの中で、もっとも細かい作業が必要となる小物製品について加工を行っております。
鉄の表面に亜鉛を被覆する溶融亜鉛めっきの利点は次のとおりです。
(1)耐食性が優秀である。
亜鉛の表面に生じる生成物により、すぐれた耐食性をもっています。
この性質は一般大気中の他、水中・土中・コンクリート中においても発揮されています。
(2)剥離しにくいめっきである。
めっき皮膜としては鉄素地との密着性が良好です。(鉄と亜鉛の合金層ができるため。)
通常の取り扱い状態では衝撃・摩擦などによって剥離することはありません。
(3)犠牲防食作用がある。
もし引っかき傷などにより亜鉛皮膜がはげて鉄が一部露出しても、周囲の亜鉛が露出部を保護する作用をもっています。
(4)どんなサイズでもめっきが可能である。
くぎ類のような小さな製品から、1個1トンに及ぶ大きな製品まで、めっき槽に浸漬できる鉄製品はすべてめっき可能です。
尚、当社では2メートル以内の小物製品を専門に加工しております。
(5)どんな形でもめっきが可能である。
溶融亜鉛を使用してのめっきのため、手の届かない部位までめっきができます。
例えば、中空体や細長い曲管のようなものでも、溶けた亜鉛が出入りすることができれば、均一にめっきすることが可能です。
電柱に使用されております、金具類の表面処理も当社加工品の1つです。
[溶融亜鉛めっき 推定耐用年数](HDZ55)
暴露試験地域 平均腐食速度(g/u/年) 耐用年数(年)
都市工業地帯 9.3 53
田園地帯 4.5 110
海岸地帯 11.1 45
推定耐用年数(年)=めっき付着量(g/u)×0.9/年間平均腐食減量(g/u/年)
(社)日本溶融亜鉛鍍金協会による大気暴露試験結果より